友達とマイクラのMODサーバーで遊びたいとき、立て方は大きく分けて「自宅のPCで立てる」か「レンタルサーバーで立てる」の2通りです。
ただ「ファイル転送や設定が難しそう」と感じて、手が止まりがちですよね。
先に結論を書くと、レンタルサーバーのXServer VPS for Gameなら、管理画面(マインクラフトマネージャー)の「MOD」タブにMODファイルをアップロードして、サーバーを再起動するだけでMODを反映できます。
入れたいMODにサーバーが対応していて、本体・MODローダー・前提MODのバージョンがそろっていれば、難しいファイル操作なしで反映できました。
今回の作業では、SFTPなどのファイル転送ソフトも、ポート開放も使いませんでした。
この記事では、まず「自宅とレンタルサーバーのどちらで立てるか」を初心者向けに整理したうえで、契約中のXServer VPS for Gameの実機サーバー(NeoForge 1.21.4)に、実際にMOD(Comforts)を入れて、ゲーム内で動くところまでを実画面で解説します。
読み終えるころには、立て方の全体像とMOD導入の流れがイメージできるようになります。
マルチプレイを簡単にすぐ始められる「XServer VPS for Game」
自宅とレンタルサーバー、どちらで立てる?(立て方は2通り)
マイクラのMODサーバーの立て方は、大きく分けて「自宅のPCで立てる」か「レンタルサーバーで立てる」の2通りです。
どちらが向いているかは、遊ぶ頻度と人数で変わります。
- 自宅のPCで立てる
費用はかかりませんが、ポート開放や常時起動の準備、PCのスペックが必要です。
ポート開放は、自宅のネットワークの一部を外から接続できる状態にする設定です。
設定を誤ると、第三者からの不正アクセスなどのセキュリティリスクがある点に注意が必要です。
友達が増えたりMODを盛ったりすると、自分のPCに負荷がかかって重くなりやすいです。 - レンタルサーバーで立てる
月額の費用はかかりますが、ポート開放が不要で、24時間安定して動かせます。
自宅のネットワークを公開しなくて済むぶん、ポート開放にともなうセキュリティ設定の手間やリスクも避けやすいです。
MODを入れても余裕を持たせやすく、MOD追加・再起動・ホワイトリストなどの基本操作も管理画面でできます。
たまに少人数で軽く遊ぶだけなら、自宅のPCでも十分です。
ただ、友達と時間を合わせずに長く遊ぶ・MODをいろいろ入れる、という遊び方なら、常時起動と安定性の面でレンタルサーバーのほうが楽でした。
「頻度」と「人数」で考えると選びやすいです。
私自身、最初は自宅のPCで立てることも考えました。
ただ、自分がマイクラを起動していない間は友達が遊べないのが気がかりで、自分の都合に関係なく友達も自由に遊べる環境にしたくて、レンタルサーバーを選びました。

「自分がいないと友達が遊べない」を気にしなくてよくなったのが、レンタルサーバーにして一番よかった点です。
なお、Aternosのような無料のサーバーサービスもあります。
私は使っていませんが、Aternos公式の説明では、無料で使える代わりにリソースには限りがあり、サーバーに誰もいなくなると、一定時間のカウントダウンののち自動的に停止します。
また起動するときは順番待ち(キュー)に入り、混雑していると待ち時間が出ることがあります。
無料で気軽に試せる一方で、こうした仕組みがあるため、時間を気にせず長く遊ぶ・常に立ち上げておく、という使い方には向きにくいです。
他社サービスも含めて比べたい場合は、マイクラサーバーおすすめ比較も参考にしてください。
この記事では、レンタルサーバーの「XServer VPS for Game」で実際に立てた例で解説します。
マイクラMODサーバーを立てる流れ(全体像)
レンタルサーバーでMODサーバーを立てる流れは、大きく次の4ステップです。
- レンタルサーバーを契約し、マイクラ(Forge/NeoForgeなどのMODローダー)のサーバーを作成する
- 管理画面の「MOD」タブからMODファイル(.jar)をアップロードする
- サーバーを再起動してMODを反映する
- 自分のマイクラから接続して、MODが動くか確認する

このうち①の契約とサーバー作成は、別記事「XServer VPS for Gameの契約方法と初期設定」で実画面付きで解説しています。
この記事は②以降、つまり「サーバーを作った後、MODを入れて遊べるようにする」ところを中心にまとめます。
今回の環境とこの記事の前提
今回MODを入れたのは、私が実際に契約しているXServer VPS for Gameのサーバーです。
環境は次のとおりです。
| 項目 | 今回の環境 |
|---|---|
| プラン | GAME 8GB(メモリ8GB・vCPU6コア・NVMe SSD 100GB) |
| アプリケーション | Minecraft NeoForge 1.21.4 |
| 入れたMOD | Comforts(寝袋・ハンモックを追加するMOD) |

マイクラのMODサーバーは、MODを入れるほどメモリを使います。
必要な量は人数やMODの数でも変わりますが、MODを入れて遊ぶ前提なら、メモリ8GBクラスを選んでおくと余裕を持ちやすいです。
人数・MOD別のメモリの目安は、マイクラサーバーの必要メモリ・スペック目安でまとめています。
なお、XServer VPS for Gameの申し込みと、マイクラ(NeoForge)サーバーを作るまでの流れは、XServer VPS for Gameの契約方法と初期設定で実画面付きで解説しています。
この記事は「サーバーを作った後」、つまりMODを入れて遊べるようにするところから始めます。
準備するもの
- XServer VPS for Gameのマイクラサーバー(Forge / NeoForgeなどのMODローダーで作成済み・稼働中)
- 入れたいMODのファイル(.jar)
- 自分のマイクラ(Java版。あとで同じMODローダーと同じMODを入れます)
1つ注意があります。
MODサーバーでは、サーバー側だけでなく、自分のマイクラ側にも同じMODローダーと同じMODを入れる必要があります。
サーバーだけにMODを入れても、自分側の準備ができていないと接続できない場合があります(手順はステップ4で説明します)。
ただし、MODによって必要な導入先は異なります。
「サーバー側だけに入れるMOD」と「自分(参加者)側にも入れるMOD」が分かれるためです。
今回のComfortsは、参加者側のマイクラにも入れるタイプでした。
MODごとに必要な導入先が違うので、配布ページの説明を確認しておくと安心です。
MODファイルは、CurseForgeやModrinthといった配布サイトからダウンロードできます。
このとき、サーバーのマイクラバージョン・MODローダーと、MODの対応バージョンを合わせてください。
ここが合っていないと、サーバーが起動しない・接続できない・MODが正しく動かない原因になります。
今回はサーバーがNeoForge 1.21.4なので、Comfortsの「1.21.4・NeoForge対応版」を使っています。
なお、本記事は検証時点(NeoForge 1.21.4)の画面です。
サーバー作成時に選べるバージョンは時期によって変わるため、最新の選択肢は公式の作成画面で確認してください。
バージョンの合わせ方や契約前の確認項目は、マイクラMODサーバーを立てる前に確認することで詳しく整理しています。
ステップ1:マインクラフトマネージャーを開く
最初に、この記事で操作する画面を整理します。
XServer VPS for Gameの操作画面は、大きく分けて次の2つです。
- ゲームパネル:サーバー全体の管理画面。再起動などの電源操作や、イメージ保存はこちら
- マインクラフトマネージャー:ゲームパネルから開く、マイクラ専用の設定画面。MOD追加やホワイトリストはこちら
ゲームパネルのサーバー情報にある「マインクラフトマネージャー」ボタンを押すと、マインクラフトマネージャーが開きます。
MOD追加はマインクラフトマネージャー側で行うので、まずはここを開きます。

上部に「各種設定/情報」「ホワイトリスト」「権限」「バックアップ」「MOD」「ログ」「コンソール」のタブが並んでいます。
今回使うのは、この中の「MOD」タブです。
(おすすめ)MODを入れる前に、バックアップを取っておく
MODを入れたり構成を変えたりする前に、バックアップを取っておくと、うまくいかなくても元に戻せるので安心です。
マインクラフトマネージャーの「バックアップ」タブから、ブラウザだけで作成できます。

手動でバックアップを作るときは、次の手順です。
- 「バックアップ」タブを開く
- 「手動バックアップ」を押す
- バックアップ名(半角英数字・128文字以内)を入力して「作成」を押す
今回の環境では、サーバーを停止しなくても作成でき、2〜3分ほどで完了しました。
作ったバックアップは、一覧から「復元」「ダウンロード」「削除」ができます。
さらに「自動バックアップ」をオンにすると、1日1回(最大14日分まで)自動で保存されます。
ステップ2:「MOD」タブからMODファイルをアップロードする
ここからは、マインクラフトマネージャー側の操作です。
「MOD」タブを開くと、追加したMODファイルの一覧画面になります。
まだ何も入れていない状態では、一覧は空です。

右上の「+MOD追加」を押して、ダウンロードしておいたMODの.jarファイルを選びます。
今回は「comforts-neoforge-10.0.0+1.21.4.jar」をアップロードしました。

アップロードが終わると、一覧にファイル名と登録日時が表示されます。
今回の作業では、SFTPソフトの設定も、サーバー内のmodsフォルダ操作も不要でした。
ブラウザだけでMOD追加まで進められました。

ファイルを選ぶだけなので、初めてでも迷いませんでした。
今回は、サーバーを稼働させたまま(停止せずに)MODファイルをアップロードできました。
ただし画面には、「MODファイル追加後は、マインクラフトサーバーの再起動で反映されます。」と赤字で表示されます。
その案内のとおり、追加しただけでは反映されないので、次のステップで再起動します。
なお、XServer公式マニュアルでは、MODを追加する前に、起動中のサーバーをいったん「停止」してから作業することが案内されています。
今回は稼働中のまま追加して問題ありませんでしたが、大切なワールドでは、先にバックアップを取り、サーバーを停止してからMODを追加すると、より安全です。
ステップ3:サーバーを再起動してMODを反映する
再起動は、マインクラフトマネージャーではなく、ゲームパネル側で操作します。
ゲームパネルの右上にある「電源操作」から「再起動」を選びます。
再起動が終わってステータスが「稼働中」に戻ったら、このあとゲーム内でMODが反映されているかを確認していきます。

ここまでで、サーバー側の作業は終わりです。
やったことは「MODタブにファイルをアップロード」と「再起動」の2つだけです。
ステップ4:自分のマイクラからサーバーに接続する
MODサーバーに接続するには、自分のマイクラ(クライアント)にも、サーバーと同じバージョンのMODローダーと、同じMODが必要です。
今回なら「NeoForge 1.21.4」と「Comfortsの同じ.jar」を自分のマイクラ側にも入れます。
クライアント側の入れ方は、別記事「NeoForgeの入れ方とMODサーバーへの参加方法【クライアント向け】」で詳しく解説しています(この記事ではサーバー側に絞ります)。
準備ができたら、マイクラを起動して「マルチプレイ」→「サーバーを追加」と進みます。
サーバーアドレス欄に、ゲームパネルのサーバー情報に表示されているIPアドレスを入力します。

サーバー名は自分が分かれば何でも構いません。
ポート番号は、標準(25565)のままなら入力を省略できます。
今回は、XServer VPS for Gameで用意されたマイクラサーバー環境をそのまま使ったため、ポート開放などの追加設定は行いませんでした。

サーバー一覧から選んで接続し、ワールドに入れたら接続成功です。
ステップ5:ゲーム内でMODが動くか確認する
最後に、入れたMODが本当に動いているかをゲーム内で確認します。
Comfortsを入れたので、追加アイテムの「寝袋」があるかを見てみます。

アイテム一覧に「白色の寝袋」が追加されていました。
実際に地面に設置してみます。

問題なく設置できました。
ここまでで、「MODサーバーを立てて、MODが動く状態にする」までが完了です。

寝袋が無事に置けた瞬間は、ちょっと感動しました。
補足として、今回使ったComfortsでは、前提ライブラリ(SpectreLib)を別途アップロードする必要はありませんでした。
同梱されており、ゲーム内のMod一覧でも自動的に認識されていました。
ただしMODによっては前提MOD(依存MOD)を別ファイルで入れる必要があるため、配布ページの説明は確認しておきましょう。
友達を招待して一緒に遊ぶ
友達に遊びに来てもらう場合は、サーバーのIPアドレスを伝えて、同じように「サーバーを追加」から接続してもらいます。
このとき、友達側のマイクラにも、同じバージョンのMODローダーと同じMODが必要です。
なお、サーバーのIPアドレスは、一緒に遊ぶ人にだけ伝え、SNSやブログなど不特定多数が見る場所には載せないようにしましょう。
IPアドレスが分かると、ほかの人も接続を試せてしまうためです。
身内だけで遊ぶサーバーでも、次に説明する「ホワイトリスト」を使っておくと安心です。
知らない人に入られたくない場合は、マインクラフトマネージャーの「ホワイトリスト」を使います。

ホワイトリストの使い方は、次の2ステップです。
- 「ホワイトリスト設定」を有効にする
- 「ユーザー追加」から、一緒に遊ぶ友達のマイクラID(ユーザー名)を登録する
これで、登録した人だけが接続できるようになります。
IPアドレスを知っている人は接続を試せる状態になるため、長く遊ぶサーバーではホワイトリストを有効にしておくと安心です。
サーバーの停止・起動とイメージ保存
サーバーの停止・起動とイメージ保存は、どちらもゲームパネル側の操作です。
遊ばない時間が長い場合や、設定を変えるときは、ゲームパネル右上の「電源操作」からサーバーを停止・起動できます。
再起動もここから行います。

また、ワールドや設定をまるごと控えておきたい場合は、ゲームパネル左メニューの「イメージ保存」も使えます。
こちらはサーバー全体のディスクイメージを保存する機能で、OS再インストールや新しいサーバーの作成に活用できます。
ワールドや設定だけを手軽に控えたいときは、前述のマインクラフトマネージャーの「バックアップ」タブのほうが、サーバーを止めずに作成できて手軽です。

注意点として、イメージ保存はサーバーを停止してから操作する必要があります(画面にもその旨が表示されます)。
MOD構成を大きく変える前などに保存しておくと、失敗してもやり直しやすくなります。
実際にやってみて感じたこと
正直、MODサーバーは「サーバー内のフォルダにファイルを置きに行く」イメージだったので、マインクラフトマネージャーのMODメニューにアップロードするだけで終わったのは、良い意味で驚きでした。
マインクラフトマネージャー自体がシンプルで、どこを操作すればいいか迷わなかったのも、地味ですが助かった点です。
SFTPソフトの設定でつまずく心配がないのは、初心者にとって大きいと思います。
実際、今回の作業でXServer VPS for Game側の操作に迷う場面はありませんでした。
時間がかかったのはむしろクライアント側、つまり自分のマイクラにNeoForgeを入れてバージョンを合わせる部分で、ここは調べながらの作業になりました。
クライアント側の手順は、別記事「NeoForgeの入れ方とMODサーバーへの参加方法【クライアント向け】」で詳しくまとめています。
つまずきやすいのは、サーバー側よりも「バージョン合わせ」です。
私は以前、MODローダーとマイクラバージョンの組み合わせを間違えてサーバーを作り直したことがあります。
使いたいMODの対応バージョンを最初に確認してからサーバーを作る。
この順番で確認しておくのがおすすめです。

MODの対応バージョン確認だけは最初に。
これだけで失敗をかなり減らせます。
また、MODを追加したら再起動が必要という点は、知らないと「アップロードしたのに反映されない」と迷いやすいポイントです。
逆に言えば、サーバー側の迷いどころはそれくらいでした。
今回の検証範囲では、SFTPやコマンド操作に不安がある初心者でも進めやすいと感じました。
強いて言えば、まず無料で試したい人や短期間だけ遊びたい人は、VPSとは別サービスの「XServer GAMEs」など、無料・短期で試せるサービスも含めて比較するとよいと思います。
MODが反映されない・重い・落ちるときは
【MODが反映されない・接続できない】
うまくいかないときは、多くが次のどれかです。
- MODを入れたあとにサーバーを再起動していない(再起動して初めて反映されます)。
- 本体・MODローダー・各MODのバージョンがそろっていない(ひとつでもずれると起動・接続できません)。
- 自分(クライアント)側に同じMODが入っていない(入れ方はNeoForgeの入れ方とMODサーバーへの参加方法を参照)。
- MODに必要な前提MOD(依存MOD)が入っていない(配布ページの説明を確認)。
【重い・落ちる】
多くはメモリ不足です。
人数やMODが増えたら、プランのメモリを見直すと安定しやすくなります。
人数・MOD別の目安と対処は、マイクラサーバーの必要メモリ・スペック目安にまとめています。
なお、影MOD(シェーダー)は、基本的に自分の画面の見た目をきれいにするものです。
サーバー側ではなく自分のマイクラ側に入れるもので、サーバーには入れません。
影MODが重い・反映されないときの対処は、影MODの入れ方とおすすめを参考にしてください。
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XServer VPS for Game自体の料金や特徴を整理したい人は、XServer VPS for Gameレビューを確認してください。
他のサービスも含めてマイクラサーバーを比較したい人は、マイクラサーバーおすすめ比較も参考にしてください。
まとめ
XServer VPS for GameでマイクラのMODサーバーを立てる流れは、次のとおりです。
- MODローダー(Forge / NeoForgeなど)でマイクラサーバーを作る(契約・構築は別記事参照)
- マインクラフトマネージャーの「MOD」タブからMODの.jarをアップロードする
- 「電源操作」からサーバーを再起動して反映する
- 自分のマイクラにも同じMODローダー・同じMODを入れて、IPアドレスで接続する
- ゲーム内でMODのアイテムや機能が使えれば完了
サーバー側の作業は「アップロードと再起動だけ」で、ファイル転送ソフトは不要でした。
MODサーバーに興味はあるけれど操作が不安だった人には、始めやすい環境だと思います。
なお、料金、プラン、管理画面の表示は変わる可能性があります。
契約前には、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
マルチプレイを簡単にすぐ始められる「XServer VPS for Game」

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