XServer VPSでパルワールドのサーバーを立てる方法|設定と移行も解説

「パルワールドサーバーの立て方|友達とマルチプレイ」と書かれたアイキャッチ。パルワールド風の世界とサーバーをイメージしたイラスト

友達とパルワールド(Palworld)を長く一緒に遊ぶなら、専用のサーバーを用意するのがいちばん快適です。
ゲームの中で誰か一人がホストになる遊び方もありますが、その人がゲームを起動していないと、みんなが同じ世界に入れません。

レンタルサーバーで専用サーバーを用意すると、サーバーは基本的に24時間動かせるので、ホストが遊んでいなくても、それぞれ好きな時間に世界へ入って遊べます。
この記事では、レンタルサーバーでパルワールドのサーバーを用意し、友達とマルチプレイで遊べるようになるまでを、実際の画面を見ながら順番に説明します。

こんなことで迷っていませんか

  • 集まれる時間がバラバラでも、友達と同じ世界を一緒に育てたい
  • 「サーバーって難しそう」で、ファイルの書き換えや専門用語が不安
  • XServer GAMEsとXServer VPS for Game、どちらを選べばいいか分からない
  • 設定のおすすめや、バックアップ・ワールドの移し方まで知りたい

説明には、私が実際に契約して立ててみたレンタルサーバー(XServer VPS for Game)の画面を使います(2026年6月・正式版の前に撮影)。
この記事で使うXServer VPS for Gameには、「Palworldマネージャー」という管理画面(ボタン操作の設定画面)があり、名前・パスワードなどを、難しいファイルの書き換えなしに設定できます。
エックスサーバーの「XServer GAMEs」(3日から借りられる別のサービス)とは、画面も手順も違います。
違いは「申し込む前に確認する3つ」にまとめました。
専門用語は、出てくるところで短く説明します。

なお、この記事は「サーバーを用意する人(ホスト役)」向けです。
サーバーに入って遊ぶには、参加する人それぞれがパルワールド本体を持っている必要があります。

補足

パルワールドは、2026年7月10日に正式版(1.0)が公開されました。
この記事の画面は2026年6月(正式版の前)に撮影したもので、今のPalworldマネージャーには、画面にない設定項目(ボイスチャットなど)が増えています。
サーバーを立てて入るまでの流れは、正式版でも基本的に同じです。
表示が違うときは、いま画面に出ている項目とXServer公式マニュアルを優先してください。

目次

パルワールドを友達と遊ぶ3つの方法(自宅PCとレンタルサーバー)

パルワールドを友達とマルチプレイで遊ぶ方法は、大きく3つあります。
まずは違いをざっくり押さえておきましょう。

遊び方費用の目安自分が不在でも遊べる
A 招待コード
(最大4人)
無料×(ホストの起動が必要)
B 自宅PCで専用サーバー
(最大32人)
電気代など△(PCをつけっぱなし+設定が必要)
C レンタル(この記事)
(最大32人)
月額◎(24時間動かせる)

方法A:ゲーム内の「招待コード」で遊ぶ(無料・最大4人)

パルワールドには、自分の世界を立ち上げて、招待コードで友達を呼ぶ機能があります。
追加の費用がかからず手軽ですが、ホストの自分がゲームを起動していないと、友達は世界に入れません。
人数は最大4人までで(Steamのストアの説明)、「自分がいない間も友達に進めておいてほしい」ということはできません。

方法B:自宅のPCで専用サーバーを立てる(自由だが設定が難しめ)

自分のパソコンで専用サーバーを動かす方法もあります。
人数を増やしたり、24時間動かしたりできますが、外から入れるようにするための「ポート開放」(通信の入り口を開ける設定)が必要で、パソコンやルーターの設定を自分で触ることになります。
この作業でつまずく人が多く、初心者にはややハードルが高めです。

方法C:レンタルサーバー(専用サーバー)を借りる(みんなが快適・この記事)

レンタルサーバーを借りると、サーバーが常に起動しているので、誰がいてもいなくても世界が続きます。
生活リズムや空き時間がそろわない友達同士でも、それぞれの空き時間に入って遊べるのが大きな利点です。

月額はかかりますが、設定がボタン中心で簡単・安定して運用しやすい・自分のPCに負担がかからない、といったメリットがあります。
料金の目安は、次の「申し込む前に確認する3つ」にまとめました。
この記事では、初心者でも扱いやすいレンタルサーバー(XServer VPS for Game)を例に、この方法Cを進めます。

「まずは少人数で軽く」なら方法A、「友達と本格的に長く遊びたい」なら方法C、という選び方でOKです。

申し込む前に確認する3つ(サービス・メモリ・料金)

申し込みの画面に進む前に、選び間違えやすいところを3つ確かめておきます。

XServer GAMEsとXServer VPS for Gameの違い(この記事はVPS for Game)

エックスサーバーには、パルワールドのサーバーに使えるサービスが2つあります。
3日から借りられる「XServer GAMEs」と、この記事で使う「XServer VPS for Game」です。

この記事の手順(パケットフィルター・Palworldマネージャー・「IPアドレス:16020」)は、XServer VPS for Gameの画面の話です。
XServer GAMEsは設定する画面が違うので、この記事の手順はそのままでは使えません。

くらべる点XServer VPS for Game(この記事)XServer GAMEs
借りられる期間1か月から3日から
設定する画面Palworldマネージャー(ボタン操作)。SSHでファイルも触れるゲームパネル(ブラウザの管理画面)
向いている遊び方1か月以上続けて、細かく設定したいまず数日だけ試したい

XServer GAMEsのくわしい特徴と、ほかのサービスとの料金の比べ方は、次の記事にまとめています。

必要メモリは16GBが基準(安定させるなら32GB以上)

レンタルサーバーを使えば、サーバーの処理は借りた側のコンピューターが受け持つので、自分のPCでサーバーを動かす必要はありません。
ただし、パルワールドというゲーム自体を快適に遊ぶためのPC性能は、参加する人それぞれに別途必要です。

気になるのが「何GBのプランを選べばいいか」です。
パルワールドの公式サーバーガイドでは、専用サーバーの必要メモリは16GBとされ、安定した動作には32GB以上が推奨されています。
8GBでも起動はできますが、メモリ不足でサーバーが止まりやすくなる、と説明されています。
XServer VPS for Gameのマニュアルでも、快適に遊ぶなら16GBプランがすすめられています。
そのため、基本は16GBを目安に選ぶのがおすすめです。

遊び方の目安メモリの考え方
少人数でまず試したい16GBを基準に選ぶと安心。軽く試すだけなら8GBでも起動しますが、メモリ不足でサーバーが止まりやすくなります
大人数・長く安定して遊びたい16GB以上を目安に、余裕を持たせたいなら32GB以上も検討

これはあくまで目安で、実際の快適さは人数やワールドの状況で変わります。
私が8GBのプランで友達と接続できたのは正式版より前の話で、正式版1.0での8GB運用は試せていません。
正式版では、Palworld公式の動作要件(16GB)とXServerの案内(16GBプラン以上)に合わせて、今は16GBを基準に考えておくと安心です。

まずは目安のプランから始めて、重い・落ちると感じたら上げる、という選び方で十分です。
XServer VPS for Gameは、契約の途中でも上のプランへ変えられます(下のプランへも変えられますが、2GBプランへは変えられず、差額も返金されません・公式マニュアル)。
プランの変更を申し込むときは、ゲームパネルでサーバーをシャットダウンしておきます。

16GBプランの料金と、申し込みで決めること

16GBプランの料金(2026年10月25日に公式サイトで確認)

  • 1か月契約:月額11,770円
  • 3か月契約:月額11,110円(3か月分をまとめて前払い)

公式サイトの料金表は、最初は36か月契約のときの1か月あたりの額が表示されています。
1か月・3か月の額は、期間を切り替えて確かめてください。
料金は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の額を確認してください。

申し込みの画面では、使うゲーム(パルワールド)・プラン・契約期間・支払い方法を選びます。
サーバーの「rootパスワード」も、ここで決めます。

rootパスワードは、サーバーそのものに入るためのカギです。
コンソールやSSHでの操作や、Palworldマネージャーのログインのパスワードを忘れたときの再設定にも使うので、自分だけで控えておいてください。

» 申し込み画面の進め方と、使える支払い方法は、契約方法の記事にまとめています

パルワールドサーバーを立てる流れ(4ステップ)

レンタルサーバーでパルワールドのサーバーを立てるのは、大きく分けて次の4ステップです。
やることが見えていれば、途中で迷いにくくなります。

STEP
XServer VPS for Gameでパルワールドサーバーを用意する

契約時に「パルワールド」を選ぶだけで、サーバーが立ち上がります。

STEP
パケットフィルターが「ゲーム推奨設定」になっているか確認する

友達が入れるようにするための、通信の設定です。
多くの場合は最初から入っています。

STEP
「Palworldマネージャー」で名前・パスワードなどを設定する

すべてボタン操作で、難しいファイルの書き換えはありません。

STEP
ゲームから「IPアドレス:16020」で接続し、友達を招待する

接続に使う情報を友達に伝えれば、同じ世界に入れます。

パルワールドサーバーを立てる流れ(4ステップ)の図解。用意する→ゲーム推奨設定→マネージャーで設定→IP:16020で接続

それでは、1つずつ実際の画面で見ていきましょう。

【手順1】XServer VPS for Gameでパルワールドサーバーを用意する

レンタルサーバーの契約と初期設定そのものは、別の記事で画像つきにまとめています。
ここでは要点だけ説明します。
申し込みの途中で「どのゲームを使うか」を選ぶ画面があるので、そこで「パルワールド(Palworld)」を選ぶだけです。

契約さえ済めば、この先の設定は、この記事だけで完結します。
プランは、前の章の「必要メモリ」のとおり、16GBを選んでおくと安心です。

申し込みでパルワールドを選んでおけば、契約が終わってしばらく待つと、パルワールドのサーバーが立ち上がります。
撮影した6月の画面では、管理画面(ゲームパネル)のサーバー情報を開くと、アプリケーションが「パルワールド(Palworld)」になっていて、青い「Palworldマネージャー」ボタンが表示されていました(今の開き方は手順3で説明します)。
(すでに別のゲームで契約している場合は、管理画面の「アプリ再インストール」からパルワールドに入れ替えることもできます。
※入れ替えると、今の設定・ゲームデータ・マネージャー内のバックアップも消えます。
残したいデータは、事前にXServer公式の手順に沿って、手元のパソコンなどサーバーの外へ保存してください)
ほかのサーバーのワールドを引き継ぐなら、名前などを設定する前に、後半の「ほかのサーバーからワールドを移行する」の章を先に読んでください(移行すると、XServer側のデータは初期化されるため)。

XServer VPS for Gameのサーバー情報画面。アプリケーションがパルワールドで、青いPalworldマネージャーボタン、プラン名やメモリ(GAME 8GB)が表示されている

サーバーを申し込んだ直後は、サーバーの準備に数分(環境によっては5〜10分ほど)かかることがあります。
ステータスが「稼働中」になり、少し待ってから次の設定に進みましょう。

【手順2】接続の前に:パケットフィルターを「ゲーム推奨設定」にする

接続の前に、管理画面で「パケットフィルター」という設定だけ確認しておきましょう。
XServer VPS for Gameでパルワールドを選んだ場合、通常は最初から「ゲーム推奨設定」が入っていて、そのままで友達が入れます。
すでに「ゲーム推奨設定」になっていれば、この手順は確認だけでOKです。
次の【手順3】に進んでかまいません。

確認はかんたんです。
ゲームパネルの左メニューにある「パケットフィルター設定」を開き、フィルタールールの一覧に「ゲーム推奨設定」が入っているかを見るだけです(一覧では「ゲーム推奨設定/全て許可する」のように表示されます。
「全て許可する」は送信元IPアドレス欄の表示で、パルワールドに必要な通信をまとめて許可する設定です)。

XServer VPS for Gameのパケットフィルター設定画面。フィルタールールに『ゲーム推奨設定=全て許可する』が追加されている

もし一覧に入っていない場合や、自分でポートの設定を変えて「ゲーム推奨設定」を消してしまった場合だけ、「ゲーム推奨設定」を追加します。
これで、パルワールドに必要な通信がまとめて許可され、基本的に友達が入れる状態になります。
自分で細かくポートを追加・削除するより、この「ゲーム推奨設定」にしておくと、設定ミスを避けやすくなります。

ここは私も一度つまずきました。
設定を自分でいじって「ゲーム用の番号だけ」にしたら、次の「Palworldマネージャー」の画面がなかなか開かず(タイムアウト)、しばらく悩みました。
「ゲーム推奨設定」に戻したら、あっさり解決しました。

補足

次の手順で使う「Palworldマネージャー」は、ゲーム本体とは別の入り口(別のポート)で動いています。
ゲーム用の番号だけを手で開けると、マネージャー側の入り口が閉じたままになり、画面が開かない(タイムアウトする)ことがあります。
設定は基本「ゲーム推奨設定」のままにしておくのが安心です。

【手順3】Palworldマネージャーで名前・パスワードなどを設定する

ここがXServer VPS for Gameの、便利なところです。
「Palworldマネージャー」という画面上のボタンで、サーバーの名前・パスワードなどを設定できます。
難しいファイルの書き換えは必要ありません(他のゲームでは設定ファイルを手で書き換える必要がある場合もありますが、パルワールドはその手間がありません)。

設定できる項目はたくさんありますが、最初から全部を覚える必要はありません。
この手順3では、まず「サーバー名」と「パスワード」を設定して、友達と入れるようにすることを優先すれば大丈夫です。
細かいゲーム設定は、遊びながら少しずつ変えていけばOKです。

Palworldマネージャーの開き方

今の公式マニュアルでは、ゲームパネルのページ上部の「Palworldマネージャー」メニューから開く、と案内されています。
撮影した6月の画面では、手順1で見たサーバー情報の画面にある、青い「Palworldマネージャー」ボタンをクリックして開きました。
すると別のタブで、http://000.000.000.000:60000 のような管理用のログイン画面が開くので、ユーザー名とパスワードを入力してログインします(000.000.000.000の部分は、ご自分のサーバーのIPアドレスです)。
ユーザー名は「root」、パスワードは、契約時やアプリの再インストール時にXServerから届くお知らせメール(「Palworldマネージャー」のログイン情報の欄)に記載されています。

Palworldマネージャーの開き方の流れ。サーバー情報のPalworldマネージャーボタンをクリックするとログイン画面が開き、ユーザー名rootとパスワードはXServerからのお知らせメールに記載されている

どちらから開いても、この後の設定内容は同じです。
ログインのパスワードを忘れたときは、コンソールからrootでログインして再設定する方法が、公式マニュアルに載っています。

注意

Palworldマネージャーはhttp接続(暗号化されていない通信)のため、「この接続ではプライバシーが保護されません」といった警告が出ることがあります。
自分のサーバーのIPアドレスで、XServerのゲームパネルから開いたPalworldマネージャーであることを確認したうえで、ユーザー名・パスワードを入力して進みましょう。
共用のWi-Fiなどでは避け、この管理画面のURLやログイン情報は他人に教えないようにしてください。

注意

サーバー名・パスワードなどの設定を変えるときは、先にPalworldマネージャーからサーバーを停止しておくと確実です。
起動したまま変更すると、反映されないことがあります。
設定が終わったらサーバーを起動して、反映されたかを確認しましょう。
(変更画面に「停止してから変更してください」といった案内が出た場合は、その案内に従ってください)

サーバー設定タブ:名前・再起動の時刻など

ログインすると、「バージョン / 各種設定」の画面が開きます。
「サーバー設定」の中に、次のような項目が並んでいて、それぞれ右側の「変更」ボタンから設定できます。

  • サーバー名:自分たちのサーバーを見分けるための名前(最初は「Default Palworld Server」)。分かりやすい名前に変えておくと便利です。
  • サーバーの最大人数:同時に入れる人数(撮影した6月の画面にあった項目で、初期設定は32人でした)。今の公式マニュアルの項目の一覧には見当たらないので、マネージャーの画面で確かめてください。
  • サーバー再起動の時刻:毎日決まった時刻に自動で再起動させたいときに設定します(任意・1時間単位で3つまで)。
Palworldマネージャーのサーバー設定。サーバー名・サーバーの最大人数・サーバーパスワード・管理者パスワードなどを『変更』ボタンで設定できる

サーバーパスワードと管理者パスワードの違い

同じ「サーバー設定」の中に、パスワードの項目が2つあります。
名前が似ていますが、役割が違うので分けて覚えておきましょう。

  • サーバーパスワード:サーバーに入るための合言葉です。これを設定すると、知らない人が勝手に入れなくなります。友達には、このパスワードを伝えます。
  • 管理者パスワード:サーバーの中で管理者向けのコマンド(荒らしをキックする・BANするなど)を使うための、いわば「管理人用のカギ」です。こちらは友達には教えず、自分だけで管理します。

設定は、それぞれの「変更」ボタンを押して、好きな文字(他人に推測されにくいもの)を入力するだけです。
※パスワードは半角の英数字で設定します。
どちらのパスワードも、最初は未設定です(公式マニュアル)。
サーバーパスワードを決めないと、IPアドレスを知っている人がパスワードなしで入れてしまいます。

Palworldマネージャーでサーバーパスワードを設定する画面。入力欄に合言葉を入れて保存するだけ

おすすめは、サーバーパスワードと管理者パスワードの両方を設定しておくことです。
そのうえで、友達に伝えるのは「サーバーパスワード」だけにします。
管理者パスワードは、自分(管理者)だけが使うものなので、友達にも教えないようにしましょう。

ゲーム設定タブでできること(PvP・倍率・昼夜の速さなど)

「サーバー設定」の下には「ゲーム設定」もあり、こちらもボタン操作で細かく調整できます。
たとえば次のようなことを、ワールド・アイテム・プレイヤー・パル・キャンプ・建築物などのグループごとに変えられます。

  • プレイヤー同士で戦えるようにするか(PvPの有効化)
  • 経験値やアイテムの入手量の倍率
  • 昼と夜の進む速さ
  • パルの出現率や捕獲しやすさ など

項目はたくさんありますが、最初は無理に変えず、まず友達と入れることを優先してOKです。
最初に友達と相談しておきたい項目は、後半の「サーバー設定のおすすめ」の章にまとめました。
遊びながら「もう少し経験値を増やしたい」と思ったときに、少しずつ調整していくのがおすすめです。
なお、ゲーム設定は、サーバーが起動中に変更すると反映されないことがあります。
変えたあとは反映されているかを確認し、反映されていないときはサーバーを再起動しましょう。

注意

ゲーム設定の一番下のほうに「初期化」という項目もあります。
「初期化」は、サーバー設定やゲーム設定を初期状態に戻す操作です。
設定した内容が戻ってしまうので、意味が分からないうちは、むやみに押さないようにしましょう。
使えない値を入れてサーバーが起動しなくなったときは、この初期化で設定を戻せます(初期化で戻るのは設定だけで、ワールドのデータは消えません・公式マニュアル)。

【手順4】ゲームから接続する(IPアドレス:16020)+友達を招待する

設定ができたら、いよいよゲームから自分のサーバーに入ってみましょう。
先に、接続に使う「IPアドレス」を確認します。

IPアドレスは、手順1で見たサーバー情報の画面に表示されています(「クリップボードにコピー」ボタンでコピーできます)。
このあと、このIPアドレスのうしろに「:16020」を付けて入力します。
(この記事の画面では、実際のIPアドレスを 000.000.000.000 に置き換えて表示しています。
ご自分の画面では本物のIPアドレスが表示されます。)

XServer VPS for Gameのサーバー情報画面。IPアドレスの行と『クリップボードにコピー』ボタンの場所

Steam版のパルワールドを起動して、次の順に進めます。

  1. タイトル画面で「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」を選ぶ
  2. サーバー一覧の画面が開いたら、画面下の入力欄を使います(開いた直後は[公式サーバー]の一覧で、借りたサーバーは出てきません)
  3. サーバーパスワードを設定した場合は、「パスワードを入力する」にチェックを入れます
  4. 入力欄に「IPアドレス:16020」の形で入力して(例:000.000.000.000:16020)、「接続」を押す
  5. パスワードを入れる画面が出たら、サーバーパスワードを入れて「確定」を押す(「パスワードを保存」も選べます)
パルワールドのタイトル画面。『マルチプレイに参加する(専用サーバー)』を選ぶ
パルワールドの専用サーバー画面。下の入力欄にIPアドレスと:16020を入力して接続する

※上の2枚は、2026年6月(正式版の前)の画面です。

接続に成功すると、そのままサーバーの世界に入れます。
これで、専用サーバーの完成です。

パルワールドのサーバーに接続できたゲーム内の画面

「8211」ではなく「16020」なのはなぜ?

ほかのサイトを見ると、パルワールドの接続は「8211」と書かれていることがあります。
これは間違いではなく、自宅のPCで自分でサーバーを立てたときの「初期の番号」が8211だからです。

一方で、この記事のようにXServer VPS for Gameのパルワールドサーバーに接続するときは「16020」を使います(通信の種類としては「UDP:16020」です)。
レンタルサーバー側でそう決められているためで、この記事の方法では16020を使います。
「8211で入れない」というときは、うしろの番号が16020になっているか確認してみてください。

ちなみに、同じパルワールドでも、借りる会社によって使う番号が変わります。
私がLOLIPOP! for Gamersで立てたときは「8211」で、しかも最初から開いた状態でした(2026年9月に実機で確認)。
手順の流れは似ていますが、友達に渡す番号を間違えると入れません。
自分が契約した会社の画面に出ている番号を使ってください。

» LOLIPOP! for Gamersで立てる手順(接続は8211)

友達をサーバーに招待する

友達を呼ぶのはとても簡単です。
「IPアドレス:16020」と、(設定したなら)サーバーパスワードを、友達に伝えるだけです。

友達は、自分のパルワールドで同じ手順(「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」→IPアドレス:16020を入力→接続)を行えば、同じ世界に入れます。
この入り方は、パソコンのSteam版で確かめたものです(PS5版・Xbox版の友達は、次の項目を見てください)。
サーバーは起動し続けているので、自分がログインしていなくても、友達だけで遊べます。

注意

友達に渡すのは接続に必要な情報だけにして、Palworldマネージャーの管理画面URL・ログイン情報・管理者パスワードは、友達にも教えないでください。
これらはサーバー全体を操作できてしまう、いちばん大事なカギです。
また、IPアドレスやパスワードも、SNSなどの誰でも見られる場所には載せず、仲間うちだけに伝えるようにしましょう。

PS5・Xboxの友達は入れる?

パルワールドは機種をまたいで遊べますが、PS5版・Xbox版から入るには、サーバーを「コミュニティサーバー」(ゲームの中のサーバー一覧に載せた状態)として立てる必要があります(パルワールド公式のサーバーガイド・2026年10月24日に確認)。

XServer VPS for GameのPalworldマネージャーには、この公開の設定が見当たりません(2026年10月20日の公式マニュアルと、撮影した6月の画面のどちらにもありませんでした)。
そのため、この記事の手順で入れるのは、IPアドレスを入力できるパソコンのSteam版です。
PS5・Xboxからの参加は試していません。

Microsoft Store版(Windowsのパソコン)も、IPアドレスでは入れず、サーバー名で探して入ると案内しているサービスがあります(ロリポップ! for Gamersの公式の解説)。
家庭用機の友達と遊ぶなら、管理画面で「公開する」を選べるLOLIPOP! for Gamersの手順を参考にしてください。

サーバーに入れない・友達が入れないときのチェックポイント

  • パケットフィルターが「ゲーム推奨設定」になっているか:ポートの設定を自分で変えていると、友達が入れないことがあります。手順2をもう一度確認しましょう。
  • 「:16020」で入力しているか:うしろの番号が「8211」などになっていないか確認しましょう(XServer VPSでは16020です)。IPアドレスの打ち間違いにも注意します。
  • サーバーが起動しているか:管理画面でサーバーが「稼働中」になっているか確認しましょう。立てた直後や再起動の直後は、数分待つと入れるようになります。
  • みんなのバージョンがそろっているか:全員のパルワールドが同じバージョンか確認しましょう。アップデートの直後は、バージョンがずれて一緒に遊べないことがあります。特に正式版(1.0)のような大きな更新の直後は、サーバー側も新しいバージョンに更新されているかを確認してください(XServer VPSでは、ゲームパネルからサーバーを再起動すると自動的に最新版に更新されます)。
  • パスワードが違うと言われる:友達に伝えるのは「サーバーパスワード」です。「管理者パスワード」と取り違えていないか確認しましょう。
  • Palworldマネージャーが開かない:パケットフィルターの「ゲーム推奨設定」を外していないか確認しましょう(手順2)。
  • 設定を変えたらサーバーが起動しない:使えない値を入れた可能性があります。マネージャーの「初期化」で設定を戻せます(ワールドのデータは消えません)。
  • PS5・Xboxの友達だけ入れない:XServer VPS for Gameのマネージャーには、PS5・Xbox向けの公開の設定が見当たりません(手順4の「PS5・Xboxの友達は入れる?」)。

サーバー設定のおすすめ:最初に友達と決めたい5つ

ゲーム設定には、ワールド・アイテム・プレイヤー・パル・キャンプ・建築物・その他の7つのタブがあり、項目がたくさん並んでいます。
全部を見なくても大丈夫です。
遊び方が大きく変わる次の5つだけ、最初に友達と相談して決めておくと、あとから変えるより話が早いです。

最初に決めたい5つ(Palworldマネージャーでの名前・動かす方向の目安)

  • デスペナルティ(ワールド設定):倒れたときに何を落とすか。気軽に遊ぶなら「何もドロップしない」か「装備品以外のアイテムをドロップ」、緊張感がほしいなら「全アイテムをドロップ」か、手持ちのパルも落とす「全アイテムと手持ちパルをドロップ」
  • 夜間の経過速度(ワールド設定):夜を短くしたいなら数値を上げる
  • 採取アイテム入手量(アイテム設定):素材集めの時間を減らしたいなら数値を上げる
  • 侵略エネミーの有効化(ワールド設定):拠点への襲撃をなくしたいなら「無効」にする
  • キョダイ卵の孵化時間(ワールド設定):早くかえしたいなら短くする(1時間単位)
Palworldマネージャーのデスペナルティの変更画面。何もドロップしない・装備品以外のアイテムをドロップ・全アイテムをドロップ・全アイテムと手持ちパルをドロップの4つから選ぶ(2026年6月の画面)

※上の画面は、2026年6月(正式版の前)のデスペナルティの変更画面です。

迷ったら、最初は変えずに1〜2回遊んでから相談する、という決め方でもかまいません。
数値の組み合わせまでは試していないので、ここでは動かす方向の目安だけを書いています。

ボイスチャット(ゲームの中で声で話せる機能)も、今のPalworldマネージャーで有効・無効や、声が届く距離を変えられます(公式マニュアル)。
2026年9月には、釣りの難易度などの設定項目も追加されました(XServerのお知らせ)。
前から使っているサーバーで項目が見当たらないときは、マネージャーの「バージョン更新」で新しくします(公式マニュアル)。

設定を変えるときの順番と、起動しなくなったときの戻し方

設定は、サーバーを止めてから変えて、起動して確かめる、の順で行います(手順3の注意と同じです)。
パルワールドで使えない数値を入れると、サーバーが起動しなくなることがあります。
そのときは、マネージャーの「初期化」で設定を元に戻します。
初期化で戻るのは設定だけで、ワールドのデータは消えません(公式マニュアル)。

バックアップの取り方と戻し方(Palworldマネージャー)

ワールドが壊れたとき、バックアップがないと、それまでの状態に戻せないことがあります。
Palworldマネージャーの「バックアップ」タブを使えば、コマンドなしのボタン操作でバックアップを取れます(公式マニュアル)。

Palworldマネージャーのバックアップのタブ。自動バックアップの有効・無効、自動バックアップの保持数、アップロードと手動バックアップのボタンが並ぶ(2026年6月の画面)

撮影した6月の画面では、自動バックアップは「無効」になっていました。
使い始めたら、まず「有効」にしておくのがおすすめです。

バックアップのタブでできること

  • 自動バックアップ:「有効」にすると、1日1回・最大14日分を自動で残す(残す数は1〜14から選べる)
  • 手動バックアップ:好きなときに名前を付けて作る
  • 復元:一覧から選んで戻す
  • ダウンロード:手元のパソコンに保存する(.tar.gzという形式)
  • アップロード:このマネージャーからダウンロードしたバックアップを、サーバーに戻す

自動バックアップは、有効にしたその場で1回目が作られます(公式マニュアル)。
大きなアップデートの前や、設定を大きく変える前には、手動でも1つ取っておくと安心です。

注意

OSを再インストールすると、サーバーの中にあるバックアップも削除されます(公式マニュアル)。
入れ直す前に「ダウンロード」で手元のパソコンに保存しておき、入れ直したあとに「アップロード」してから、バックアップ一覧の「復元」で戻します。

2024年3月29日以前からこのサービスでパルワールドを使っているサーバーでは、このバックアップの機能は使えません(公式マニュアル)。
再インストールすると使えるようになりますが、サーバーのデータはすべて消えるので、公式の「データバックアップ・復元」の手順で先にデータを保存してから行います。
コマンド(SSH)で、サーバーのフォルダごとパソコンに保存する方法も、XServerの公式マニュアルにあります(上級者向け)。

ほかのサーバーからワールドを移行する(Palworld簡単移行)

今のワールドの続きを遊びたいときは、そのワールドがどこにあるかで方法が変わります。

移行できるワールドと、公式の方法が見つからないワールド

移行できるかどうか

  • ほかのサーバー(自分で立てた専用サーバーや、別のレンタルサーバー)で動いているワールド:XServerの「Palworld簡単移行」で移せる(条件あり)
  • 招待コード(協力プレイ)で遊んでいるワールド:専用サーバーへ移す公式の案内は見当たらない

Palworld簡単移行の流れと条件

Palworld簡単移行は、XServerが移行元のサーバーにSSH(外からサーバーに入って操作する方法)で入り、パルワールドのデータを取ってくる仕組みです。
次の流れは公式マニュアルの説明で、私は試していません。

  1. ゲームパネルの「電源操作」から、移行先(XServer)のサーバーを「シャットダウン」する
  2. 左のメニューの「Palworld簡単移行」を開き、注意を読んで入力画面へ進む
  3. 移行元のIPアドレス・管理ユーザー名(rootなど)・パスワードと、移行したあとに使うrootパスワードを入れる
  4. 確認して「移行する」を押す(数十分〜1時間ほどかかる)
  5. 結果は、成功・失敗にかかわらず、登録したメールアドレスに届く

移行先のサーバーにあるデータは、成功しても失敗しても初期化されます。
2GBのプランでは使えません(4GB以上が必要で、快適に遊ぶなら16GB以上)。
移行元は、容量に十分な余裕がある・サーバー自体は起動していてパルワールドのサーバーは止めてある・パルワールドのサーバーのファイルが1つだけ・パスワードでSSH接続できる、の条件がそろっている必要があります。

移したあとは、参加に使う番号が前と変わっていることがあります。
XServer VPS for Gameでは「IPアドレス:16020」で入ります。

» Palworld簡単移行(XServer VPS for Game 公式マニュアル)

招待コードのワールドは?

招待コード(協力プレイ)で遊んでいるワールドを専用サーバーへ移す方法は、パルワールド公式のサーバーガイドにも、XServerのマニュアルにも見当たりませんでした(2026年10月24日に確認)。
Palworldマネージャーの「アップロード」が対応しているのは、このマネージャーからダウンロードしたバックアップで、ほかで取ったバックアップは動作保証の対象外です(公式マニュアル)。
この記事では、招待コードのワールドの移行は試していません。
招待コードのワールドはそのまま招待コードで続け、サーバーでは新しいワールドを始める、という分け方もあります。

よくある質問

パルワールドは無料でマルチプレイできますか?

ゲーム本体代は別として、ゲーム内の招待コードで遊ぶ方法なら、追加のレンタルサーバー費用なしで始められます。
ただし、ホスト役の人がゲームを起動していないと、ほかのプレイヤーも遊べません。
ホストがいない時間にも遊びたい場合は、レンタルサーバー(専用サーバー)を検討しましょう。

パルワールドのサーバーは何人まで一緒に遊べますか?

専用サーバーは、同時接続で最大32人です(Steamのストアの説明)。
ゲーム内の招待コードで遊ぶ協力プレイは、最大4人です。
撮影した6月の画面では、最大人数の初期設定は32人でした。
人数だけでなく、遊ぶ期間やサーバーのメモリも見て、プランを選びましょう。

接続は「8211」ですか?「16020」ですか?

XServer VPS for Gameのパルワールドサーバーに接続するときは「16020」を使います。
「8211」は、自分でPCに専用サーバーを立てたときの初期の番号です。
この記事の方法(XServer VPS for Game)では、16020で接続してください。

PS5やXboxの友達と一緒に遊べますか?

パルワールドは、機種をまたいで一緒に遊ぶクロスプレイに対応しています。
ただし、PS5版・Xbox版から参加するには、サーバーを「コミュニティサーバー」として立てる必要があります(パルワールド公式のサーバーガイド)。
XServer VPS for GameのPalworldマネージャーにはその公開の設定が見当たらず、この記事の手順で入れるのはパソコンのSteam版です(PS5・Xboxからの参加は試していません)。
家庭用ゲーム機の友達と遊ぶなら、記事内の「PS5・Xboxの友達は入れる?」と、機種ごとの対応を比べた比較記事(パルワールド向けレンタルサーバーおすすめ4選)もあわせて確認してください。

アップデートのあと、サーバーに入れなくなったら?

大きなアップデートのあとは、サーバー側も新しいバージョンに更新する必要があります。
XServer VPS for Gameでは、ゲームパネル(管理画面)からサーバーを再起動すると、自動的に最新版に更新されます。
全員が同じバージョンでないと一緒に遊べないので、アップデート直後は、サーバーと参加者全員のバージョンがそろっているかを確認しましょう。

今のワールドをXServer VPS for Gameへ移せますか?

移行元にパスワードでSSH接続できるなど、公式の条件を満たす専用サーバーのワールドなら、XServerの「Palworld簡単移行」で移せます(移行先のデータは、成功しても失敗しても初期化されます)。
招待コード(協力プレイ)で遊んでいるワールドを専用サーバーへ移す公式の案内は、見当たりませんでした。
くわしくは、記事内の「ほかのサーバーからワールドを移行する」にまとめています。

バックアップは自動で取られますか?

Palworldマネージャーで自動バックアップを「有効」にすると、1日1回・最大14日分が自動で残ります(公式マニュアル)。
撮影した6月の画面では「無効」になっていたので、使い始めたら有効にしておくのがおすすめです。
くわしくは、記事内の「バックアップの取り方と戻し方」にまとめています。

まとめ:ボタン操作だけで、友達とパルワールドを長く遊べる

パルワールドを友達と長く遊ぶなら、レンタルサーバー(専用サーバー)が快適です。
やることは、大きく次の4ステップだけでした。

  1. パルワールドを選んでサーバーを用意する
  2. パケットフィルターが「ゲーム推奨設定」になっているか確認する
  3. Palworldマネージャーで名前・パスワードなどを設定する
  4. ゲームから「IPアドレス:16020」で接続し、同じ情報を友達に伝える

設定ファイルの書き換えは不要で、ほとんどがボタン操作で完結します。
集まれる時間がバラバラでも、同じ世界を一緒に育てられるのが、専用サーバーのいちばんの良さです。
遊び始めたら、自動バックアップを有効にし、デスペナルティなどの設定を友達と相談して決めておくと安心です。

私が実際にパルワールドサーバーを立てて遊んだのが、XServer VPS for Gameです。
料金や対応ゲーム、キャンペーンは変わることがあり、パルワールドもアップデートで仕様が変わる場合があるので、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。

料金もふくめて、ほかのサービスと比べるなら、次の記事にまとめています。

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