マイクラにMODを入れて友達と遊びたいとき、先にレンタルサーバーを契約したくなるかもしれません。
ただ、料金だけでサーバーを選ぶと、あとから「使いたいMODが動かない」と気づき、設定をやり直すことがあります。
こんなことで迷っていませんか
- MODサーバーを立てる前に、何から確認すればいいのか分からない
- ForgeやNeoForge、Fabricの違いがよく分からず、どれを選べばいいのか迷う
- マイクラのバージョンをどう合わせればいいのか不安
- 統合版(スマホ・Switch)の友達も一緒に遊べるのか知りたい
先に結論を書くと、マイクラMODサーバーは、一緒に遊ぶ版と使いたいMODから逆算して決めると失敗を減らせます。
この記事では、サーバーを契約したり立てたりする前に確認したいポイントを、初心者向けに整理します。
対応するマイクラのバージョン、MODローダー、必要メモリ、バックアップの見方を先に押さえて、契約後の作り直しを減らせるようにまとめました。
先に結論:MODサーバーは「遊ぶ版」と「使いたいMOD」から逆算する
マイクラMODサーバーで最初に決めることは、サーバー会社や料金ではありません。
先に決めるのは、一緒に遊ぶ版(Java版か統合版か)と、使いたいMODです。
使いたいMODが決まると、そのMODに合わせて対応バージョンとMODローダーが決まります。
この順番で確認しておくと、サーバーを作ったあとに「MODが動かない」と気づいて作り直す事態を避けやすくなります。
立てる前に確認する順番
- Java版か統合版か(誰と遊ぶか)
- 使いたいMOD
- 対応するマイクラのバージョン
- 対応するMODローダー(Forge・NeoForge・Fabric)
- 前提MODや、サーバー側にも入れるMODがあるか
- 遊ぶ人数とMOD数に合う必要メモリ
- 元に戻せるバックアップの方法

私も以前ここで失敗しました。先にForgeの1.21.9で環境を作ってから、使いたいMODがその組み合わせに対応していないと気づき、NeoForgeの1.21.4で作り直すことになりました。
これは、ForgeとNeoForgeのどちらが良いという話ではありません。
使いたいMODの対応ローダーと対応バージョンを、先に配布ページで確認していなかったことが原因でした。
MODを使う予定があるなら、先にMODの配布ページで対応ローダーと対応バージョンを確認しておきましょう。
まず決める:Java版と統合版のどちらで遊ぶか
MODサーバーの準備で最初の分かれ道になるのが、Java版で遊ぶのか、統合版で遊ぶのかです。
ここでいうJava版・統合版は、マイクラの種類のことです。
パソコン(Windows・Mac・Linux)でForge・NeoForge・FabricのMODを入れて遊ぶのは、Java版が前提です。
一方、Switch・PlayStation・スマホなどで遊ぶ友達は、統合版になります。
統合版には、Java版のForge・NeoForge・FabricのようなMODローダーの仕組みはありません。
統合版で使えるのは、アドオン(ビヘイビアーパックとリソースパック)やマーケットプレイスのコンテンツです。
統合版とJava版は、基本的に同じサーバーでそのまま一緒には遊べません。
GeyserMCなどの仕組みを使えば統合版から接続できる場合もありますが、MODが追加するブロックやアイテム、操作や見た目などは統合版側に正しく反映されないことが多く、公式が保証する方法でもありません。
MODを入れて全員で遊ぶなら、まず全員がJava版でそろっているかを確認しましょう。
この記事のここから先は、Java版のMODサーバーを前提に説明します。
統合版のマルチプレイは仕組みが違うので、統合版向けの対応状況を別で確認してください。
MODサーバーを立てる前に確認する6つのこと
ここからは、契約や設定の前に確認したい項目を、順番に見ていきます。
ここを飛ばすと、契約後や設定後に作り直しになりやすいところです。
①使いたいMODと、その対応マイクラバージョンを確認する
MODは、どのマイクラバージョンでも同じように動くわけではありません。
まず使いたいMODを決め、その配布ページで「対応しているマイクラのバージョン」を確認します。
2026年からは、Java版のバージョン番号が「1.21.x」という形から「26.x」という新しい形式に変わりました(2026年7月時点の最新は26.2です)。
ただ、MODで遊ぶときに大事なのは最新かどうかではなく、使いたいMODが対応しているバージョンに、サーバーとみんなの環境をそろえることです。
複数のMODを入れる場合は、すべてのMODが同じマイクラバージョンで使えるかも見ておきます。
数字が近くても別のバージョン向けだと動かないことがあるので、配布ページの表記を正確に合わせましょう。
「結局どのバージョンがよい?」と迷うときは、一般的に、多くのMODが対応している少し前の安定したバージョンを選ぶと、対応MODが多く、動作も安定しやすい傾向があります。
最新版は、MODの対応が追いつくまで少し時間がかかることもあります。
サーバーを自分のパソコンやVPS(インターネット上に借りる自分専用のサーバー)で動かす場合は、マイクラのバージョンに合ったJava(サーバーを動かすためのプログラム)も必要です。
現行の26.x系はJava 25以上が必要になります。
レンタルサーバーの多くは自動で用意されますが、自分で構築するときは確認しておきましょう(導入手順は、あとで紹介する立て方の記事でくわしく解説しています)。
②MODローダー(Forge・NeoForge・Fabric)を合わせる
MODローダーとは、MODを動かすための土台です。
マイクラのMODでは、Forge・NeoForge・Fabricという名前をよく見ます。
NeoForgeは、2023年にForgeから枝分かれして生まれたMODローダーです。
Fabricは、新しいマイクラバージョンへの対応が比較的早いことで知られています(実際の軽さや安定性は、入れるMODやMODパックによって変わります)。
2026年時点では、Forge・NeoForge・Fabricのいずれも、現行の26.x系への対応が進んでいます。
ただし、26.1・26.2といった細かいバージョンごとに対応状況が変わり、出たばかりのバージョン向けはテスト段階の配布が先行することもあります。
使いたいMODの配布ページと、各ローダー公式の対応バージョンを確認しましょう。
大事なのは、どれが優れているかではなく、使いたいMODがどのローダー向けに配布されているかに合わせることです。
同じMODでもForge版・NeoForge版・Fabric版と分かれていることがあり、サーバーで選んだローダーとMODのローダーが合っていないと導入できません。



「ForgeとNeoForge、どっち?」と迷ったら、使いたいMODの配布ページで指定されているローダーに合わせれば大丈夫です。人気で選ぶより、遊びたいMODに合わせるのが失敗しにくいです。
③前提MOD(ライブラリMOD)があるかを確認する
MODによっては、単体では動かず、別の「前提MOD」が必要なことがあります。
前提MODは、ほかのMODを動かすための土台になるライブラリのようなものです。
たとえばFabric API、Architectury API、Cloth Configなどが、前提MODとして求められることがあります。
配布ページの「Dependencies(依存関係)」や説明欄に、必要な前提MODが書かれています。
前提MODを入れ忘れると、MODが読み込まれなかったり、サーバーが起動しなかったりします。
使いたいMODと一緒に、前提MODも同じマイクラバージョン・同じローダーでそろえましょう。
④サーバー側とプレイヤー側、どちらに入れるMODかを確認する
MODには、サーバー側にも入れる必要があるものと、自分のパソコン側だけで使うものがあります。


ブロックやアイテム、ゲームの仕組みを追加するMODは、サーバー側にも入れることが多いです。
一方、表示や操作を助けるだけのMODは、プレイヤー側だけで使う場合もあります。
MODの配布ページ(Modrinthなら「対応環境」の表示)で、クライアント側・サーバー側・両方のどれが必要かを確認できます。
サーバー側とプレイヤー側で入れるMODがずれると、接続できない原因になります。
両方に必要なMODは、サーバー側とプレイヤー側で同じMOD・同じバージョン・同じローダーにそろえます。
クライアント専用・サーバー専用のMODもあるので、配布ページの対応環境を確認し、必要なMODは全員で一覧を共有しておくと安心です。
参加する側(クライアント)のMOD導入とサーバーへの接続手順は、次の記事で実際の画面つきに解説しています。


⑤遊ぶ人数とMOD数に合う必要メモリを確認する
MODを入れると、何も入れないバニラのマイクラより、サーバーに負荷がかかりやすくなります。
必要なメモリは、人数・MOD数・生成系MODの有無・探索した範囲などで変わります。
目安として、軽めのMODなら少し余裕を持たせ、数百個入るような大型のMODパックなら大きめのメモリを見ておきます。
MODパックで遊ぶ場合は、配布ページに推奨メモリや、サーバー向けの案内(サーバー用ファイル・Server Pack)がないか確認しましょう。
クライアント用のMOD一式をそのままサーバーに入れると、うまく起動しないことがあります。
料金だけで最小のプランを選ばず、使いたいMODと人数に合うメモリを選んでおくと安心です。
人数・MOD別のメモリ目安や、重い・落ちるときの対処は、次の記事でくわしく解説しています。


⑥元に戻せるバックアップの方法を確認する
MODサーバーでは、MODの追加や設定変更でエラーが出ることがあります。
そのため、変更前に元へ戻せるよう、バックアップを取れるかを確認しておきます。
バックアップは、ワールドデータだけでなく、mods・config・server.propertiesなどの設定ファイルも戻せると安心です。
自動バックアップがある場合も、保存される世代数・保存先・復元の手順を見ておきましょう。
MODを追加する前、マイクラのバージョンを変える前、サーバー設定を変える前には、先にバックアップを取っておくと安心です。
うまく動かなくなっても、元の状態に戻しやすくなります。
マイクラMODサーバーの契約前チェックリスト
ここまでの確認をまとめると、契約前のチェックリストは次のようになります。
すべてを完璧に決める必要はありませんが、使いたいMOD・対応バージョン・MODローダーは先にそろえておくと安心です。


契約前に確認したい項目
- 一緒に遊ぶ人はJava版でそろっているか
- 使いたいMODを決めたか
- 各MODの対応マイクラバージョンを確認したか
- 対応するMODローダー(Forge・NeoForge・Fabric)を確認したか
- 前提MODや、サーバー側にも入れるMODがあるか確認したか
- 友達にも同じMOD環境を共有できるか
- 人数とMOD数に合うメモリを選んだか
- 設定変更の前にバックアップを取れるか
- サポート範囲にMOD導入が含まれるか確認したか
迷ったら、まず「遊ぶ版」「使いたいMOD」「対応バージョン」「対応ローダー」の4つをメモしてから、レンタルサーバーを比べると迷いにくくなります。
自動で構築できる手軽さと、自分で設定を細かく変えられる自由度の両方が欲しい場合は、マイクラのMODサーバーを立てやすいXServer VPS for Gameが候補になります。
どのレンタルサーバーが向いている?選ぶときの見方
くわしい料金や各社の比較は次の比較記事に譲りますが、事前確認の延長として、レンタルサーバーで最低限どこを見ておくとよいかだけ挙げておきます。
次の5点を押さえると、MODサーバーに向くか判断しやすくなります。
MODサーバー向けに見る5点
- MOD対応:Forge・NeoForge・Fabricなどを選べるか
- バージョン変更:使いたいMODに合わせて変えられるか
- ファイル管理:MODファイルや設定ファイルを扱えるか
- バックアップ:設定変更の前に戻せるか
- プラン変更・サポート:人数やMODが増えたとき対応しやすいか、MOD導入がサポート範囲に含まれるか
特にMOD関連は、サポート対象外になることがあります。
サーバー側がMOD環境を作れても、個別MODの動作まで保証しているとは限らないので、公式サイトで対応ゲーム・機能・サポート範囲を確認しましょう。
なお、「プラグイン対応」と書かれていても、それはPaperやSpigotなどのプラグイン向けで、ForgeやFabricのMODとは別の仕組みです。
MODを入れたい場合は、プラグインではなくMODローダー(Forge・NeoForge・Fabric)に対応しているかを確認しましょう。
マイクラ向けに各社を横並びで比べたい場合は、次のマイクラ用比較記事が参考になります。
ほかのゲームも含めてサーバー全体を見比べたい場合は、ゲーム用レンタルサーバーの比較記事で主要サービスを整理しています。




マイクラMODサーバーでよくある質問
- MODサーバーは統合版(スマホ・Switch)でも立てられますか?
-
この記事で扱うForge・NeoForge・FabricのMODは、主にJava版の仕組みです。
統合版ではこのMODは使えず、アドオン(ビヘイビアーパックとリソースパック)やマーケットプレイスのコンテンツを使う形になります。統合版で遊ぶ場合は、統合版向けの対応状況を別で確認してください。 - サーバーにだけMODを入れれば遊べますか?参加者全員に必要ですか?
-
MODによって異なります。
ブロックやアイテム、仕組みを追加するMODは、サーバー側と参加者側の両方に同じMODが必要なことが多いです。表示を助けるだけのMODは、プレイヤー側だけでよい場合もあります。配布ページの対応環境(クライアント側・サーバー側・両方)を確認し、必要なものは全員でそろえましょう。 - ForgeとNeoForgeはどちらを選べばよいですか?
-
使いたいMODが対応している方を選びます。
どちらが優れているという単純な話ではなく、遊びたいMODの配布ページで指定されているローダーに合わせるのが確実です。複数のMODを入れる場合は、すべて同じローダー・同じバージョンで使えるかも確認しましょう。 - ForgeのMODとNeoForgeのMODは混ぜて使えますか?
-
基本的には、1つのサーバーでMODローダーを混ぜないほうが安全です。
Fabric向けのMODとForge・NeoForge向けのMODは、そのままでは同じサーバーで一緒に動きません。「名前が同じだから使える」と考えず、配布ページの対応ローダーを確認してそろえましょう。 - MODサーバーに必要なメモリは何GBですか?
-
人数・MOD数・ワールドの規模で変わるため、一律には決まりません。
軽めのMODなら少なめでも動きますが、数百個入る大型のMODパックは大きめのメモリが必要です。少人数でもMODが多い場合は余裕を見ておきましょう。人数・MOD別の目安は、必要メモリの記事でくわしく解説しています。 - MODサーバーは無料で立てられますか?
-
自宅のパソコンで立てる方法などもあり、その場合はサーバー代はかかりません。
ただ、遊ぶ間はパソコンを起動し続ける必要があり、常時の安定や友達の接続しやすさを考えると、レンタルサーバーのほうが手軽な場合もあります。無料と有料の違いや実際の立て方は、立て方の記事でくわしく解説しています。 - マイクラのバージョンは最新版を選べばよいですか?
-
必ずしも最新版がよいとは限りません。
使いたいMODが最新版に対応していない場合があるためです。MODで遊ぶときは、最新かどうかより、使いたいMODが対応しているバージョンにそろえるほうが安心です。 - あとからバージョンやMODローダーを変更できますか?
-
変更できる場合もありますが、注意が必要です。
MODやバージョン、ローダーを変えると、ワールドが壊れたり、サーバーが起動しなくなったりすることがあります。変更の前には必ずバックアップを取り、大きく構成を変えるときは別ワールドで試してから本番に反映すると安全です。 - MODサーバーに入れないときは何を確認すればよいですか?
-
まず、参加する側とサーバー側で、MOD・バージョン・MODローダーがすべて一致しているかを確認します。
前提MODの入れ忘れ、バージョン違い、ローダー違いがよくある原因です。あわせて、ホワイトリストへの登録や、自宅で立てている場合のポート開放も確認しましょう。
まとめ:事前確認でサーバーの作り直しを減らせる
マイクラMODサーバーを立てるときは、先にレンタルサーバーを決めるより、遊ぶ版と使いたいMODから逆算する方が失敗を減らせます。
- Java版か統合版かを先に確認する
- 使いたいMODと、その対応マイクラバージョンを見る
- 対応するMODローダー(Forge・NeoForge・Fabric)を合わせる
- 前提MODや、サーバー側にも入れるMODを確認する
- 人数とMOD数に合うメモリを選ぶ
- 設定変更の前にバックアップを取る
事前確認をしておけば、サーバーを作ったあとに環境を作り直す手間を減らせます。
確認が済んだら、次は実際にMODサーバーを立てる手順と、立てたあとの設定に進みましょう。













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